文部科学審議官らが本学を視察

掲載日:2025-5-8
ニュース 能登復興 SDGs
  • 3. すべての人に健康と福祉を
  • 4. 質の高い教育をみんなに
  • 14. 海の豊かさを守ろう

 4月24日から25日にかけて,文部科学省の増子宏文部科学審議官,森島健人大臣官房総務課副長および津澤希研究振興局大学基盤整備課大学研究所?研究予算総括係長が金沢大学を訪問し,本学の共同利用?共同研究拠点である環日本海域環境研究センターおよびがん進展制御研究所を視察されました。

 24日には,能登町にある環日本海域環境研究センターの臨海実験施設を訪問し,同センター長の長尾誠也教授と鈴木信雄教授から施設の活動内容について説明を受けるとともに,令和6年能登半島地震による建物等の被害状況などを確認されました。
 また,同じく能登町に所在する本学理工学域能登海洋水産センターも訪れ,理工研究域生命理工学系の松原創教授より,フグをはじめとした養殖研究の取り組みについて説明を受けました。
その後,角間キャンパスへ移動し,和田隆志学長から大学の概要説明を受けたほか,意見交換も行われました。

 25日には,角間キャンパス内のがん進展制御研究所を訪問し,所長の鈴木健之教授から本学におけるがん研究の取り組みについて説明を受けたのち,意見交換を実施しました。また,研究所内の実験室を見学し,がん?老化生物学研究分野の城村由和教授から研究概要の説明を受けました。
 さらに,環日本海域環境研究センターの研究内容に関して長尾センター長から説明を受け,意見交換を行った後,センター内の共通実験室も視察されました。

 視察の最後には,本学が文理医融合の知を結集し,社会課題の解決に向けた具体的なプロジェクトを推進するため,地域中核?特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)により新設した未来知実証センターも訪問されるなど, 2日間にわたり本学の取り組みや施設に関して充実した視察が行われました。

  • 臨海実験施設が保有する調査船から施設周辺の被害状況を確認
  • 能登海洋水産センターで養殖の様子を視察
  • がん進展制御研究所で実験機器の説明を受ける増子審議官(左)
  • 未来知実証センターを見学
FacebookPAGE TOP